穴だらけの持論

斜に構え女なりの『君の名は。』考察

ついに観てきました。感想を言います。好きな映画だから文句をつけるなという人は閲覧しないでくださいね。

 

全体としてはおもしろかったです。

あんまり観た人観た人が君の名は。はいいぞと言うので、意地でもdisってやるぞと鼻息荒く映画館に飛び込みましたが拍子抜けしたという感想がいちばんかな。まとめ方や方向性は万人向けを感じるのに、随所随所にオタク臭が混じってるので終始違和感を感じながらの鑑賞となりました。さすがに自転車乗ってる時のあのパンチラはいらんだろ。

 

ええと、個人的にヒットしたところの話をします。

まず冒頭で神木くんが女の子言葉をしゃべりますね。あれがものすごくぐっときました。神木くんかわいすぎないか?全国の男子高校生の声がみんな神木隆之介になれば世界平和が訪れるに違いありません。ビバ神木隆之介

 

それから、妹の四葉ちゃん。なんとなくメイちゃんを意識した2つ結びなんですけど、トトロ姉妹とはまた違って、突っ走るおねえちゃんよりもしっかりしてるところが魅力的でした。最後のとこのツインテ高校生で登場したの、登場人物のなりゆきのなかではいちばんかわいい。

 

で、なんといっても、『片割れ時』にふたりが逢えるシーン。あそこで最高に気持ちが盛り上がっていい!!この作品はいい!!もうなんでもいい!!みたいな感じでそこまでの批判全部流されました。かなり悔しい。

あと片割れという言葉について。

夕暮れ時に逢う、というのは作中で説明があったとおり境界線がゆらぐ時だから時間軸をむすぶっていうところもそうだし、寝てる時と起きてる時、ちょうど片割れをともにしてるふたりが、とか、彗星が片割れる時、とか、口噛み酒=三葉のはんぶん=片割れ、とか、生と死の境界=はんぶん、片割れ、とか、三葉も瀧くんも片親=片割れ、とか、いろいろ連想できるものがあって楽しかったです。

 

◎言いたいこと

・なんでお互いのスマホいじれるの?って多分誰もが思った。そして、あ、ロックかかってないのね、とか、指紋認証もあるだろーしかかっててもまあ、とか誰もが思った。はず。

 

・そんであの、スマホにつけてた日記が文字化けして消えるやつ!!!!あるある〜〜よくある〜〜〜どっかしらで見たことある〜〜〜

・それから、終盤手に名前を書いてもらったと思ったら。っていうやつありましたね。あそこで泣きながら三葉が『これじゃ、わかんないよ…』って言うところありますね。あるあるある〜〜〜そういうのもう795368398505429回観たことある〜〜〜〜〜そこは名前書けよ。

 

・その瀧くんの名前に関してなんですけど、クレジット見たら「瀧」は下の名前なんだね。これはもしかして、三葉がまわりから「たきくん」と呼ばれて「たきくん」認識をしているだけで、実際は瀧(りゅう)くんなのかな?あだ名つけられてるだけとか。本編に描写とかありそう。まちがってたらすいません。

 

◉瀧くんの成長

この話のとても大事な部分のひとつとして、瀧くんの成長があげられると思うんですよね。

この映画、瀧くんが自分で成長を実感したり自分の気持ちが変化した部分って語らないんですが、それをバイト先の奥寺先輩が表現する役割を担ってるじゃないですか。「君は昔私のことが好きだったけど、今は別に気になってる子がいるでしょ?」という問いかけで、視聴者に、瀧くんは三葉を好きになったんだな、ということがわかるとか、そういうのです。

その一部として、旅館に司と3人で泊まったとき、奥寺先輩が「最近の瀧くんが好きだった。頑張ってるから。彼は変わった」という趣旨の発言をします。そして、「瀧くんの追いかけてる子がどうであれ、他の子が瀧くんを変えたことは間違いない」というようなせりふもありますね。(うろ覚えですいません)

 

あそこで、もともとは奥寺先輩の写真をこっそり眺めるだけだったような瀧くんが、三葉との入れ替わりをきっかけに一歩踏み出すことができるようになったことがわかります。

 

で、この映画の最後に、瀧くんと三葉が互いになんとなく互いを見つけて、階段のところで再会するシーンがありますよね。

あそこで相手を見つめたふたりは、いろんな思いを巡らせたはずです。

相手は自分のことを覚えているのか?そもそもこの人が本当に自分の探していた人なのか?急に声をかけたら変に思われないだろうか。単にすれ違っただけの人なんじゃないか。

そうして2人はお互いが受け身になってしまって、一度無言ですれ違います。

そうして、お互いが声をかけてくれなかった相手に対して、ショックを受けるわけです。と同時に、ショックを受けた自分自身にも気づいた。

 

ここで、三葉は黙ったまま動けませんが、瀧くんは声をかけることができた。

ここは、一歩踏み出すことができた瀧くんの成長を表したシーンでもあるんじゃないかなと思います。

 

全体の入れ替わり描写も瀧くんのほうが少し多いし、この映画の主人公を絞るとしたら、どちらかというと瀧くんになるんじゃないかな、とも思いましたね。

 

 

 

◎いつもの

・その瀧くんの友達なんですけど、インテリ眼鏡とガタイのいいお茶目な奴なの最高すぎませんか????あいつらいつ結婚するの???

いやこれ真面目に話をするんですけど、三葉のまわりと瀧くんのまわり、なんとなく関係性が似せてあると思うんですよね。三葉も瀧くんも(たぶん)片親で、特に仲良くしてる友人がふたりいて、いつも3人で行動してる。もちろん田舎と都会とか、対になってる部分もたくさんあるけど。

ってことはですよ??三葉ちゃんの友人ふたりいたじゃん?てっちゃんだっけ、あの子間違いなく三葉ちゃんのことがほのかに好きだったけど、もう一人の放送部の女の子とくっついたよね。

でさ、瀧くんのほうなんだけど、入れ替わった次の日に友人が「なんか昨日のあいつ、可愛かった」「は?」なる会話を交わしていますよね????

ここで見た目上のフラグが立っておりますね。立ってるんだよ!!!ということは?最終的に?あのインテリ眼鏡とガタイのいい元気くんは???あたたかい目で見守っていきましょう(*´∀`*)

 

◎RAD

・必死で山登ってるとこのRADちょっとうるさかった。

・前前前世以外の曲のほうがいい曲じゃないですか…?

・全体に曲が配置されてるせいで、PV感が出てるというか、曲によって途中途中で息抜きができるようになっていて、映画特有の重い視聴後感がすごい薄れました。ふだん映画見た後お腹いっぱいになるのにアレ?30分アニメ観た?みたいな。これから遊びに行くって言われても余裕!みたいな。良くも悪くも軽いなあ。

 

 

◎どうでもいい話

・冒頭で、東京を示唆する在来線の行き来が上からのアングルで描写されましたね。一瞬でシンゴジラを思い出してしまった。

・彗星が落ちて村がゴゴゴゴっとなりましたね。一瞬でシンゴジラを思い出してしまった。

 

◎さらにどうでもいい話

友人が、最後の再開時の三葉の服、25歳にしてはダサすぎない?と言及してくれました。ほんとにむっちゃダサい。

 

→それに関連してなんですけど、言われて気付きましたがあのふたり、実は3歳差なんですよね。三葉が3つ年上!!

なんかいいですね。ちょっと新海誠の性癖みたいなものを感じてしまうけど。

 

 

以上です。またなんかあったら書き足します。